インフラジスティックス・ジャパン株式会社Blog

インフラジスティックス・ジャパン株式会社のチームメンバーが技術トレンド、製品Tips、サポート情報からライセンス、日々の業務から感じることなど、さまざまなトピックについてお伝えするBlogです。

Angularスタンドアロン・コンポーネントを徹底解説!

https://jp.infragistics.com/products/ignite-ui-angular

開発プロセスの変更と強化に関して、あらゆる手段を講じるフレームワークが 1 つあるとすれば、それは Angular フレームワークです。Angular 16.0.0 リリースでは、ツール、サーバーサイドレンダリング、リアクティブなどに大きな進歩が加えられています。開発者コミュニティにとって、AngularスタンドアロンAPIの導入は多大なるメリットをもたらします。特に「Schematics for Standalone Components」と呼ばれる新機能についてはチェックしてください。これは、再利用可能なUI要素とライブラリを構築する能力を刷新すると同時に、定型モジュールを排除しています。この特徴が、Angular 16.0.0 バージョンの最大の改善点の1つです。

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App Builder の新機能を使ってマスター・ディテール アプリを実現する

App Builder は、最新の開発フレームワークをベースとした画面デザイン・レイアウトの作成に秀でたツールです。これまでも、実際のデータをバインドし、CRUD操作を実行するという機能が利用可能でしたが、最新リリースでは、よりインタラクティブなアプリケーションを構築するため「変数」、「状態管理」、「選択イベント」といった新しい概念を導入しています。これにより、マスター・ディテールなどのこれまでに実現できなかったパターンを実装出来るようになりました。

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App Builder リリース:財務チャート、変数管理 UI など新機能をチェックしよう!

App Builder 開発チームの 2023年12 月のアップデートがリリースされました!このリリースには重要なアップデートが含まれていますのでチェックしてください!App Builder はチャートやグリッドといったUI部品を、ツールボックスからドラッグアンドドロップだけの簡単操作で、Webページの画面をデザインすることができるローコードツールです。

そのツールボックスに、今回新しく「財務チャート」が含まれるようになりました。これにより、ドラッグアンドドロップで財務チャートをデザインすることができるようになりました。複雑な財務チャートをよく使うプロジェクトであれば、開発工数を大きく削減することができます。

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ローコード App Builder の2023年を振り返って

2023年は、ローコード App Builder プラットフォームにとって大きく飛躍した 1年だったと言えます!App Builder 開発チームは、新しいマイルストーンを定めて新しい機能をリリースし続けてきました。3年以上前に話した機能の 90% が実装されているという現在のリリース状況はとても喜ばしいことです。これは App Builder の進化と言っても良いと思います。

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グリッド表示を強化!App Builder の列テンプレート機能を解説

さまざまなフィールドを持つデータソースがあると想像してみてください。例えばそれには、名字や名前、住所の詳細(丁目番地、市町村名、郵便番号など)が含まれます。最新のApp Builder™ のリリースでは、これらすべてを1つのセル表示値に統合し、全体の列数を減らすことが出来る機能が追加されました。本記事では、基本的なグリッドから列テンプレートを使ったグリッド表示へと切り替えていくチュートリアルを通して、列テンプレート機能を紹介していきたいと思います。

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Blazor の状態管理 (State Management) で考慮すべきベストプラクティス

この記事の原文は以下よりご確認いただけます。
坂本純一 / 2023年11月27日(月)
Blazor State Management Best Practices | Infragistics Blog

Blazor の「状態管理(State Management)」は、フレームワークを使用して構築する、ユーザー操作を含むアプリケーションの重要な部分です。例えば、社内データにアクセスするために、ユーザーがログインする場合のシナリオを考えてみましょう。

しかし「状態が適切に管理されていない」という場合はどうでしょうか。この場合、ログイン状態がわからずにページを再読み込みするたびに、何度もログインする必要があるでしょう。

このようなアプリケーションをユーザーが使い続ける可能性はとても低いでしょう。これは極端な例ですが、状態管理が疎かになることで「UIの応答性の低下」を招くリスクがあります。ぜひ、「Blazor 状態管理(State Management)」で考慮すべき、ベストプラクティスを学んでいきましょう。

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Ignite UI for Blazor のテーマを変更・カスタマイズしてみよう

Ignite UI for Blazor ではシンプルかつ美しくデザインされた4種類の定義済みテーマが用意されており、このテーマにスタイル化されたコンポーネントを組み合わせることによって、簡単に統一感のある見た目のモダンなウェブアプリケーションを作成することができます。本記事では Ignite UI for Blazor でテーマを切り替える方法と、テーマをカスタマイズして、より自身のブランドイメージに沿ったデザインに整える方法をご紹介します。

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ローコードツールを活用して ROI 10倍の効果を得る方法

新規アプリ開発はとてもワクワクするプロセスです。新しい技術やプラットフォームを使っているかもしれませんし、お客様に全く新しい体験を提供するようなアプリケーションかもしれません。しかし徐々にエラーが起きやすくメンテナンス性の悪いコードを書いていってしまいがちです。そうなるとプロセスは遅れ、何度も退屈な作業に時間を取られることになります。

アプリケーション開発を加速し、革新を生み出し、開発コストを削減し、進化する顧客のニーズに迅速に対応するソリューションを展開できたらと誰もが夢見ています。それも、高品質な水準を維持しながらです。

それは決して夢物語ではありません。現代のローコードツールはそのような機能を提供しています。DXの時代において、インフラジスティックスの WYSIWYG App Builder™ のようなプラットフォームは、デザインから開発までの全過程をスムーズに進め、その影響を会社の投資利益に対して客観的に定義することができる、変革的なツールとして登場しています。

私たちはこれまでにも何度もエンタープライズ向けローコードプラットフォームの利点について議論してきましたが、本記事では、これらの技術が具体的にどのようにして10倍の投資利益を達成し、ソフトウェア開発を根本的に変え、革新を促進するのか、という点に焦点を当てていきたいと思います。

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Blazor はウェブ開発の未来になりうるか?

C#でウェブアプリケーションを構築するという考え方は、Blazor が初めて導入したものではありません。マイクロソフトは、Silverlight や MVC のようなフレームワークで、同様のアイデアに昔から挑戦していました。しかしながら、Blazor WebAssembly は、WebAssembly をランタイム環境として活用し、プラグインや依存関係なしにブラウザで直接C#を実行できるようにするという新しいアプローチをとっています。

この記事では、Blazor の方向性、Blazor がどのようにウェブアプリケーションの開発体験を変えていくのか、Blazor はウェブ開発の未来になりうるのか、について考えていきたいと思います。

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ローコードツールを使用して技術的負債を解消することは可能か

製品を設計したり開発したりするとき、締め切りが迫っていたり新機能を早くリリースしたいときなど、コーディングをショートカットをしたり、素早く決定を下したりすることは短期的には解決策に見えることがあります。しかし、これらの行為は長期的に見ると問題を引き起こします。コードの保守が難しくなったり、ITの能力とビジネスの要求との間にギャップが生じたり、開発コストが増えたり、ソフトウェアの品質が低下したりする、などです。

本当に重要なことを後回しにし、今すぐやらなければならないことを優先した結果、時間とともに蓄積される技術的な負債を増やすだけ、ということは良く起こりえます。これらの問題に対処し、技術的負債を解消することが重要になります。

この記事では、ローコードツールを使用して技術的負債を解消する方法を紹介します。

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Angularアプリのパフォーマンスを向上させるには?

Angularは、モダンなWebアプリケーションを開発するためのフレームワークとして非常に人気があり、広く採用されています。このテクノロジーは非常にパワフルで機能が豊富です。Web開発者として必要なものはすべてすぐに利用でき、Angularを使用するとフレームワークの上に構築されたアプリケーションの設定、メンテナンス、拡張を簡単に行うことができます。

皆さんもおそらくこれまでに1つ以上のAngularアプリケーションを組み上げた経験があると思いますが、それらはパフォーマンスとして最適なものでしょうか?

ソフトウェアパフォーマンスについて書いた記事シリーズのパート2では、Angularの最適化について説明し、私が構築したAngularのサンプルアプリを使ってAngularアプリケーションのパフォーマンスを改善する方法を実演します。Chrome Dev Toolsを使って最初のLighthouse(ライトハウス)スコアを導き出し、アプリケーションの初期状態を判定します。何をどのように改善できるか見てみましょう。

このシリーズの他のブログ: Software Performance [Web] Part I https://medium.com/ignite-ui/software-performance-web-61158c8583d

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1行もコードを書かずにモダンCRUDアプリを作成する CData API Server × App Builder

こんにちは!インフラジスティックス・ジャパン プロダクトエバンジェリストの滝元です。

本記事では サーバーサイドに CData API Server を使用し、フロントエンド開発に App Builder を使ってモダンCRUDアプリを1行もコードを書かずに実装していきます。

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Docker Composeを使用して、初期データが入ったMySQLデータベースをセットアップする

こんにちは!インフラジスティックス・ジャパン ソリューションコンサルタントの滝元です。

PoC アプリを作成するときにデータベースをサクッと用意したいときはありませんか? 本記事では Docker Compose を使用して、初期データが入った MySQL データベースをセットアップする方法を共有いたします。

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ExcelをWebアプリで取り扱う 読み込み / 編集 / 出力 - React編 -

こんにちは!ソリューションコンサルタントの滝元です。

Webアプリを開発するにあたってユーザーの方からこんなことを言われたことはないでしょうか?

「とりあえずExcelみたいなの作ってほしい」

結構な無茶振りのようにも思えますが、Ignite UI for React の スプレッドシート機能を使えば提供できてしまいます!

本記事では React アプリに Ignite UI for React の導入し Excel ファイルを 読み込み / 編集 / 出力 する機能を実装するところまで解説します!

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よくあるけど開発が大変な「多段明細」UIをReactで実装する

こんにちは!ソリューションコンサルタントの滝元です。 今回はタイトルのとおり、React で多段明細の UI を表示します。

多段明細って業務アプリケーションでよく求められる機能ですが、実装が意外と大変なんですよね! Ignite UI for React の複数行レイアウト機能を使えば簡単に多段明細を提供できます! 本記事では React プロジェクト作成から Ignite UI for React の導入まで解説します!

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