インフラジスティックス・ジャパン株式会社Blog

インフラジスティックス・ジャパン株式会社のチームメンバーが技術トレンド、製品Tips、サポート情報からライセンス、日々の業務から感じることなど、さまざまなトピックについてお伝えするBlogです。

ローコードツールを活用して ROI 10倍の効果を得る方法

新規アプリ開発はとてもワクワクするプロセスです。新しい技術やプラットフォームを使っているかもしれませんし、お客様に全く新しい体験を提供するようなアプリケーションかもしれません。しかし徐々にエラーが起きやすくメンテナンス性の悪いコードを書いていってしまいがちです。そうなるとプロセスは遅れ、何度も退屈な作業に時間を取られることになります。

アプリケーション開発を加速し、革新を生み出し、開発コストを削減し、進化する顧客のニーズに迅速に対応するソリューションを展開できたらと誰もが夢見ています。それも、高品質な水準を維持しながらです。

それは決して夢物語ではありません。現代のローコードツールはそのような機能を提供しています。DXの時代において、インフラジスティックスの WYSIWYG App Builder™ のようなプラットフォームは、デザインから開発までの全過程をスムーズに進め、その影響を会社の投資利益に対して客観的に定義することができる、変革的なツールとして登場しています。

私たちはこれまでにも何度もエンタープライズ向けローコードプラットフォームの利点について議論してきましたが、本記事では、これらの技術が具体的にどのようにして10倍の投資利益を達成し、ソフトウェア開発を根本的に変え、革新を促進するのか、という点に焦点を当てていきたいと思います。

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Blazor はウェブ開発の未来になりうるか?

C#でウェブアプリケーションを構築するという考え方は、Blazor が初めて導入したものではありません。マイクロソフトは、Silverlight や MVC のようなフレームワークで、同様のアイデアに昔から挑戦していました。しかしながら、Blazor WebAssembly は、WebAssembly をランタイム環境として活用し、プラグインや依存関係なしにブラウザで直接C#を実行できるようにするという新しいアプローチをとっています。

この記事では、Blazor の方向性、Blazor がどのようにウェブアプリケーションの開発体験を変えていくのか、Blazor はウェブ開発の未来になりうるのか、について考えていきたいと思います。

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ローコードツールを使用して技術的負債を解消することは可能か

製品を設計したり開発したりするとき、締め切りが迫っていたり新機能を早くリリースしたいときなど、コーディングをショートカットをしたり、素早く決定を下したりすることは短期的には解決策に見えることがあります。しかし、これらの行為は長期的に見ると問題を引き起こします。コードの保守が難しくなったり、ITの能力とビジネスの要求との間にギャップが生じたり、開発コストが増えたり、ソフトウェアの品質が低下したりする、などです。

本当に重要なことを後回しにし、今すぐやらなければならないことを優先した結果、時間とともに蓄積される技術的な負債を増やすだけ、ということは良く起こりえます。これらの問題に対処し、技術的負債を解消することが重要になります。

この記事では、ローコードツールを使用して技術的負債を解消する方法を紹介します。

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Angularアプリのパフォーマンスを向上させるには?

Angularは、モダンなWebアプリケーションを開発するためのフレームワークとして非常に人気があり、広く採用されています。このテクノロジーは非常にパワフルで機能が豊富です。Web開発者として必要なものはすべてすぐに利用でき、Angularを使用するとフレームワークの上に構築されたアプリケーションの設定、メンテナンス、拡張を簡単に行うことができます。

皆さんもおそらくこれまでに1つ以上のAngularアプリケーションを組み上げた経験があると思いますが、それらはパフォーマンスとして最適なものでしょうか?

ソフトウェアパフォーマンスについて書いた記事シリーズのパート2では、Angularの最適化について説明し、私が構築したAngularのサンプルアプリを使ってAngularアプリケーションのパフォーマンスを改善する方法を実演します。Chrome Dev Toolsを使って最初のLighthouse(ライトハウス)スコアを導き出し、アプリケーションの初期状態を判定します。何をどのように改善できるか見てみましょう。

このシリーズの他のブログ: Software Performance [Web] Part I https://medium.com/ignite-ui/software-performance-web-61158c8583d

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1行もコードを書かずにモダンCRUDアプリを作成する CData API Server × App Builder

こんにちは!インフラジスティックス・ジャパン プロダクトエバンジェリストの滝元です。

本記事では サーバーサイドに CData API Server を使用し、フロントエンド開発に App Builder を使ってモダンCRUDアプリを1行もコードを書かずに実装していきます。

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Docker Composeを使用して、初期データが入ったMySQLデータベースをセットアップする

こんにちは!インフラジスティックス・ジャパン ソリューションコンサルタントの滝元です。

PoC アプリを作成するときにデータベースをサクッと用意したいときはありませんか? 本記事では Docker Compose を使用して、初期データが入った MySQL データベースをセットアップする方法を共有いたします。

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ExcelをWebアプリで取り扱う 読み込み / 編集 / 出力 - React編 -

こんにちは!ソリューションコンサルタントの滝元です。

Webアプリを開発するにあたってユーザーの方からこんなことを言われたことはないでしょうか?

「とりあえずExcelみたいなの作ってほしい」

結構な無茶振りのようにも思えますが、Ignite UI for React の スプレッドシート機能を使えば提供できてしまいます!

本記事では React アプリに Ignite UI for React の導入し Excel ファイルを 読み込み / 編集 / 出力 する機能を実装するところまで解説します!

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よくあるけど開発が大変な「多段明細」UIをReactで実装する

こんにちは!ソリューションコンサルタントの滝元です。 今回はタイトルのとおり、React で多段明細の UI を表示します。

多段明細って業務アプリケーションでよく求められる機能ですが、実装が意外と大変なんですよね! Ignite UI for React の複数行レイアウト機能を使えば簡単に多段明細を提供できます! 本記事では React プロジェクト作成から Ignite UI for React の導入まで解説します!

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データグリッドが大幅に機能アップグレード!Ignite UI for React 18.3.0 をリリースしました。

私達 Infragistics は、常に最高の開発体験のためのコンポーネントを提供するよう努めています。そして、新たにリリースした Ignite UI for React 18.3.0 には、大幅に刷新されたデータグリッドが含まれています。このデータグリッドは弊社製品の Ignite UI for Angular/Blazor/Web Components と同じ設計であり、開発者は様々な開発フレームワークで高機能なデータグリッドを利用することができます。

本記事では、Ignite UI for React 18.3.0 のリリースで追加されたデータグリッドの機能概要をご案内します。

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スプレッドシートとGAS(Google Apps Script)でAPIを公開し、Angularアプリをローコードで爆速作成する

こんにちは!ソリューションコンサルタントの滝元です。

今回はタイトルのとおり、スプレッドシートと GAS(Google Apps Script) で API を公開していきます。 そしてその API に接続する Angular アプリケーションをローコードで作成していきます!

環境の用意、データの用意をすぐに始められる構成にしたので Angular の PoC を行いたい方必見です!

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Ignite UI for Angular 16 リリースノート

Ignite UI for Angularリリースノート

インフラジスティックス・ジャパン株式会社、ローカライゼーションのデニです。Ignite UI for Angular 16 リリースいたしました。本リリースでは、様々な新機能と重大な変更が含まれておりますので是非ご期待ください。詳細は以下をご覧ください。

  • TypedocSass の API サイトで表示するバージョンを選択いただけますが、製品リリースから同バージョンの API ご提供までには通常数日いただいております。また前バージョンリリース以降に API の追加/変更がない場合、最新バージョンはドロップダウンに追加されない場合があることにご注意ください。
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JavaScript コーディングをモダン化するためにまず実践したいポイント4選

今ではウェブ開発において必須とも言える JavaScript ですが、初期は Flash 人気の影に隠れておりそれほど利用される言語ではありませんでした。2000年代後半頃から Google による Ajax の利用や jQuery の登場などから JavaScript 人気は徐々に高まり、Safari ブラウザの Flash 非サポートなどを経て現在の人気言語に至るような歴史を辿ってきました。

そのような変遷の中で、JavaScript の記法や関数などを定義している EcmaScript も次第に整備され、2015年の ES2015 をひとつのターニングポイントとして、現在は毎年最新バージョンの ECMAScript がリリースされています。こういった背景により、一口に「JavaScript でのコーディング」と言っても、より現代的なモダンな書き方や少し古めかしい書き方といった違いが出てきます。

この記事では、すぐに実践することができて、皆様の JavaScript コーディングをモダン化するポイントをいくつかご紹介します。

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