前回はExcelファイルの作成や読み込みを行えるライブラリの新機能をご紹介しましたが、今回のそのライブラリを基盤として構築されているExcelライクなスプレッドシートコントロールの機能強化ポイントと、最新ビルドを利用可能になったNuGetフィードについてご紹介します。Ultimate UI for WPF 2018 Vol.2の新機能のご紹介としては一区切りとなります。
XamSpreadsheetコントロール
XamSpreadsheetコントロールは、Microsoft Excelが提供するUIや機能を模したスプレッドシートコントロールです。前述の通り、Excelライブラリと連動するため、カスタムアプリケーションにExcelの一部機能を埋め込むことができるようになります。報告書や見積もりなどのテンプレートをExcelファイルとして既に有している場合、そちらをアプリケーション上で読み込みカスタマイズするというった用途で利用できます。
今回のアップデートでは、ユーザーの並び替え、絞り込みといった操作をサポートするUIや機能を主に拡張しました。
カスタムソートダイアログ
Excelでは入力されたデータを並び替えるというシナリオが必ず出てきます。その際にソートの優先度を複数列にまたがって設定できるように並び替えのダイアログが用意されていますが、XamSpreadsheetでも同様のダイアログを追加しました。
Top10フィルターダイアログ
データをフィルタリングする際に任意の上位、下位項目、あるいは、パーセントで絞り込むことができるようになりました。これもExcelで実装されている機能の再現ですね。
フィルターとソートの機能向上
さらに、2018 Vol.1で追加されたオートフィルタでは対応できていなかった、前景色や塗りつぶしの色、アイコンを基にした絞り込みと並び替えにも対応しました!
選択の解除
複数のセルや行を一度に選択した際に一部の選択を会場する、というExcelでよく使われるオペレーションに対応しました。
下記のように範囲を選択している場合は矩形が表示されます。
チェリー、レッド、オレンジ、オレンジのセルを選択範囲から外したい場合は、CTRLキーを押したまま該当するセルをクリックすることで選択を解除できるようになりました。
このように、XamSpreadsheetコントロールにおけるExcel機能の再現性が向上しています。
NuGetフィードからCIビルドを取得
最後にご紹介するのは、CIビルドの提供開始についてです。
通常、年2回のバージョンアップに合わせて新機能をご提供し、さらに約3カ月に1回の頻度で不具合の修正を含むサービスリリースを提供してきました。この2018 Vol.2リリースに合わせて、CIビルドの提供を開始しました。
これは現在実装中の新機能やご報告いただいた不具合修正を取り込んだ開発中のビルドを先行公開することで新機能を公開前に試用したり、不具合の修正をご確認いただけるようになります。
正式リリースとしては、バージョンアップ、そしてサービスリリースのタイミングとなるため、本番環境での利用はサポートしていませんが、一刻もはやく確認したい、という場合には最適です。
CIビルドを利用する場合は、Visual Studioのオプションからインフラジスティックスが提供するWPF用のプライベートNuGetフィード(https://packages.infragistics.com/nuget/licensed)を登録いただく必要があります。
[プレリリースを含める]をチェックすることでプレリリース版のビルドを取得できます。CIビルドは末尾に “ci”と記載されています。
まとめ
今回のアップデートではExcelが提供する機能をスプレッドシートコントロールで再現しています。完全にExcelを置き換える、というわけではありませんが、前述のようにテンプレートの編集などの業務用途にぜひ、ご検討ください。
今回ご紹介した新機能の詳細はこちらから確認いただけます。
30日間無料のトライアルもご用意していますのでご活用ください。
キャンペーン情報
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