プロダクトマーケティングマネージャーの池原です。
今回は、いわゆる退職エントリです。会社Blogで書くなよ...という話もありますが、上席者にレビューいただいてGoをもらっています。いやあ寛大な会社だw
DevRel/Japan Conference 2019に登壇
去る2019年9月7日(土)にDevRel/Japan Conference 2019に登壇しました。
これまでカンファレンスやセミナー、勉強会での登壇は数多くこなしていますが、おそらく初めてデモなしで30分近く話すという体験でした。
前日からテンションは↑
明日のスライドを鋭意作成中なのだが、30分で終われない疑惑が...あれ?25分だっけかな? #DevRelJp
— Daizen Ikehara (@Neri78) September 6, 2019
スライドを削っているのに気がつくと増えている罠... #devreljp
— Daizen Ikehara (@Neri78) September 6, 2019
DevRelのセッション初登壇で緊張しているけど、セッションも聞きたい! #devreljp
— Daizen Ikehara (@Neri78) September 7, 2019
セッションでは、開発者向けカンファレンスに出展する立場から今年、成功といえる成果を出せたと考える理由について共有させていただきました。セッション中にもお伝えしましたが、1度の成功体験の共有であり、これを何度も繰り返すことができるようになることが重要なのだと思います。
当日のスライドはこちらで公開していますので皆様の参考になれば幸いです。
セッション中に後任を募集してみた
元々、退職することはもうちょと先に発表する予定だったのですが、現職の代表取締役に「週末、セッション登壇だよね?退職をブチ上げて爪痕残したら?」的なことを言われたので最後の最後にスライドを差し込みました。
当日の反響は...
えええええ⁉︎(´Д` ) 池原 大然 (Daizen Ikehara) さん!?(´Д` )オメデトウゴザイマス⁉︎#DevReljp #Devrel pic.twitter.com/YjVUDjS8kI
— odasho@MS (@MS_odasho) September 7, 2019
果たして、爪痕は残せたのでしょうか...?
どんな職種を募集するのか?
さて、後任を募集するのは「マーケティング」職になります。東京チームで主に日本市場における開発支援ツール製品のローンチや会社のブランディング、営業案件につながるための仕組み作りなどをリードする役職になります。
詳しい募集内容については、上記の代表取締役、東(@kenazuma)までご連絡ください。
無事カミングアウトしたか。 https://t.co/WzMW4wrZW1
— Ken Azuma (@kenazuma) September 7, 2019
正式に応募が始まる際にはこちらに記載されることになります。
この会社のどこが魅力なのか
この会社には12年間お世話になりました。今回の募集に興味を持った方に向けてインフラジスティックスで働く魅力について列挙したいと思います。
- 自律し、成果を出せる限り柔軟な勤務体系を実現できる
あくまでも自律できること、成果を出せることが前提ですが、在宅勤務や勤務時間の変更、調整が柔軟にできます。マネージャーに承認(という名の相談?)を取り社内コミュニケーションツールであるMS Teamsに投稿するだけです。*1 当たり前ですが、「なんでオフィスにに来ないんだ」「本当に仕事してんの?」と言われたことは記憶にありません。また、ここ2年は、上司が本社に居たため、子供の発熱等で在宅に切り替える際や、朝、本社とのミーティングが想定以上に長引いた場合に、勤務時間変更を自己の判断で東京チームに連絡していました。
さらに、今年の夏は小1の壁を突破するために週3日の在宅勤務と学童的な施設への送迎のため、通常の勤務時間中、1時間ほど抜けるというスケジュールを2週間ほど続けました。Work from コワーキングスペースも試してみましたし、かなり信頼いただけていたのかなと思います。子育て中や家庭の事情でフルタイムで会社に出勤が難しいという人材でも相談次第というところですね。
反対に、見られていないと怠けてしまう。という方にはおすすめできません。プロフェッショナルとして結果は求められます。外資ですし。 - 英語に触れる機会を自ら作ることができる
東京オフィスではお客様とのやり取りや日常的な社内のコミュニケーションは日本語を使用していますが、それ以外の拠点は米国、ブルガリア、ウルグアイなど各地に点在しているので当然ながら英語を用いてコミュニケーションをとります。メールからはじまり、チャット、オンラインミーティング、対面ミーティングなど、自分の主体性によって英語と触れ合える環境を作ることができます。僕の場合は、メール、チャット、オンラインミーティングは英語が半分近くを占めていたような気がします。
一方、自ら主体的にコンタクトをしない場合は英語に触れあえる機会はほぼありませんし、最新の社内の動向にも疎くなってしまいます。必要な情報は降りてこない、取りに行くのだという気持ちが必要です。 - さまざまな新しい施策を試すことができる
自らがオーナーシップを持ち、マネージャーや関連チームに説明、理解を取れれば、積極的に新しい施策にチャレンジすることができます。特にここ2年は本社からお金を引っ張る方法にも慣れ、結構好き放題をやらせていただきました。
なぜ辞めるのか
振り返ってみるとかなり働きやすい環境だっと思います。では、なぜ辞めるのでしょう?
今回、退職を決断した大きな理由としては、自分自身がやりたい、突き進めたいことと、現在の自分のロールとして求められることの差異が大きくなってしまったことが挙げられます。
ここ数年優先順位が高かった子育てがひと段落したこともあり(まだしてません。モンスター2匹と毎日絶賛格闘中!)、改めて自分がやりたいことは何だろうと考え、出した結論が退職とロールチェンジとなりました。
長い間お世話になり、僕にさまざまな成長の機会を与えてくれ、こんなBlogを書くことを許可し、快く送り出してくれる会社には感謝しかありません。
また、製品も愛しているといっていいほど「大好き」です。これからも使えればいいんですけどね!*2
オフィスへの最終出社は9月27日(金)となり、9月26日(木)の.NET Core 3最新情報セミナーが最後の登壇です。当日、会場にご来場いただいた際にはぜひ、ご挨拶をさせて頂けると幸いです。
次は?
10/7より次の会社で新たなチャレンジを始めます。詳細についてはそのうち個人Blogの方で入社エントリを書くかもしれません。こうご期待!
長い間、大変お世話になりました。今後ともインフラジスティックス・ジャパン株式会社をよろしくお願いいたします!