インフラジスティックス・ジャパン株式会社、ローカライゼーション担当のルミです。Ignite UI for Angular 10.0.0 リリースいたしました。本リリースでは様々な新機能と重要な変更が含まれておりますので是非ご期待ください。詳細は以下をご覧ください。
- Typedoc と Sass の API サイトで表示するバージョンを選択いただけますが、製品リリースから同バージョンの API ご提供までには通常数日いただいております。また前バージョンリリース以降に API の追加/変更がない場合、最新バージョンはドロップダウンに追加されない場合があることにご注意ください。
はじめに
Ignite UI for Angular は、50 種類以上のマテリアルデザインに対応する Angular 対応コンポーネントです。モバイル向けのコンポーネントだけではなく、データグリッドや、コンボ、カレンダーなど、業務アプリで必須の機能を持ったコンポーネントを提供しています。
Ignite UI for Angular のバージョニング
Ignite UI for Angular は、有名なセマンティックバージョニングとは異なる方式でバージョンがつけられています。詳しくは下記の記事をご覧ください。
Ignite UI for Angular 10.0.0 リリースノート
ここからは、GitHub の 10.0.0 リリースノートを訳したものです。読みやすいように意訳をいれていますので、必ず本文を確認してください。
概要
- Angular 依存関係が Angular 10 に更新されました。
igxGrid
- 動作の変更 - グループ行で、フィールドが使用可能な場合、フィールドではなくグループ列のヘッダー名が表示されます。
igx-select
、igx-combo
、igx-drop-down
- 動作の変更 - 選択、コンボ、およびドロップダウンの項目では display: block と text-overflow: ellipsis がデフォルトで有効です。
IgxTransaction
-onStateUpdate
は発生元の情報を出力します。発行される値はStateUpdateEvent
型で、2 つのプロパティがあります。origin
-TransactionEventOrigin
インターフェイスの値内で変更できます。actions
- イベントの発行の原因となったトランザクションに関する情報を含みます。
IgxPaginator
-overlaySettings
入力が導入され、コンポーネントにカスタム オーバーレイ設定を適用できます。
新機能
IgxGrid
- グループ領域行を有効/無効にする
showGroupArea
入力が追加されました。 -
onCellEdit
、onCellEditEnter
およびonCellEditCancel
イベントのイベント引数には、行データへの参照と列への参照が含まれます。 -
onRowEdit
、onRowEditEnter
およびonRowEditCancel
イベントのイベント引数には、行データへの参照が含まれます。
igxHint
ディレクティブに IgxSelect
のサポートが追加されました。
- ユーザーが input 要素の下に
igxHint
を追加できます。
サンプル
Ignite UI for Angular を初めて使う、という方は是非こちらから
- オンラインサンプル
- トライアルの開始
Angular API
Ignite UI for Angular の API はこちらから
ナレッジベース
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