インフラジスティックス・ジャパン株式会社、ローカライゼーション担当の杉浦です。お待たせいたしました!Ignite UI for Angular 8.0.0 リリースのお知らせです!今回のリリースでは Angular 8 のサポートはもちろんですが、その他の新機能も多数含まれております。詳細は以下をご覧ください。
Typedoc とSass の API サイトで表示するバージョンを選択いただけますが、製品リリースから同バージョンの API ご提供までには通常数日いただいております。また前バージョンリリース以降に API の追加/変更がない場合、最新バージョンはドロップダウンに追加されないことにご注意ください。
はじめに
Ignite UI for Angular は、50 種類以上のマテリアルデザインに対応する Angular 対応コンポーネントです。モバイル向けのコンポーネントだけではなく、データグリッドや、コンボ、カレンダーなど、業務アプリで必須の機能を持ったコンポーネントを提供しています。
Ignite UI for Angularのバージョニング
Ignite UI for Angularは、有名なセマンティックバージョニングとは異なる方式でバージョンがつけられています。詳しくは下記の記事をご覧ください。
Ignite UI for Angular 8.0.0 リリースノート
ここからは、GitHubの8.0.0 リリースノートを訳したものです。読みやすいように意訳をいれていますので、必ず本文を確認してください。
新機能と機能拡張
- Angular 8 のサポート
- テーマ: 円形と四角形のバリエーションのコンポーネント スキーマを追加。以下のように既存のライト コンポーネントとやダーク コンポーネントのスキーマと混在させることができます。
- $light-round-schema, $light-dark-schema, $light-square-schema, $dark-square-schema など、すべてのコンポーネント用にあらかじめ定義されたスキーマ プリセット((light-round/dark-round and light-square/dark-square) も含まれます。
- IgxCombo以下の非推奨 (6.2.0以降) のテンプレート セレクターを削除しました。
- #emptyTemplate
- #headerTemplate
- #footerTemplate
- #itemTemplate
- #addItemTemplate
- #headerItemTemplate
- igxTimePicker と igxDatePicker
- openDialog() に [target: HTMLElement] パラメーターのオプションが追加されました。これは mode = "dropdown" で使用され、ドロップダウン コンテナは提供されたターゲットに従って配置されます。
- カスタム ドロップダウン テンプレート ターゲットは #dropDownTarget でマークされなくなり、代わりに openDialog() メソッドの HTMLElement として提供されます。
- 既定では、igxDatePicker ドロップダウン ターゲットは igxInput 要素から igxInputGroup 要素に変更されています。
- onClosing イベントが追加されました。
- 重大な変更: onOpenイベントはonOpenedに名前変更されました。
- 重大な変更: onClosed イベントは onClosed に名前変更されました。
- 重大な変更: アクション ボタンがドロップダウン モードで利用可能になりました。
- igxDatePicker と igxTimePicker は、カスタム アクションボタンを追加する機能を提供するようになりました。
- 詳細については、igxDatePicker ReadMe (英語) または igxTimePicker の ReadMe (英語) をお読みください。
- IgxToggleAction / IgxTooltip: 6.2.0 で overlaySettings に置き換えられていた廃止予定となっていた closeOnOutsideClick Input を削除しました。
- IgxList - カード コンポーネントがリファクタリングされました。以下の新しいディレクティブが含まれます。
- igxListThumbnail - ターゲットをリスト サムネイルとしてマークし、リスト アイテムの最初のアイテムとして自動的に配置されます。
- igxListAction - ターゲットをリスト アクションとしてマークし、リストアイテムの最後のアイテムとして自動的に配置されます。
- igxListLine - サムネイルとアクションの間に自動的に配置されるリスト コンテンツとしてターゲットをマークします。
- igxListLineTitle - ターゲットをリスト アクションとしてマークし、リスト タイトルの最後のアイテムとして自動的に配置されます。
- igxListLineSubTitle - ターゲットをリストのサブタイトルとしてマークするために使用します。リスト字幕は自動的にリスト アイテムのサブタイトルとして書式設定されます。
- IgxGrid, IgxTreeGrid, IgxHierarchicalGrid
- 重大な変更: filterGlobal メソッドの condition パラメーターは、オプションではなくなりました。filterGlobal メソッドが無効な条件で呼び出されると、すべての列の既存のフィルターは消去されません。
不具合修正
- プライマリ以外のクリックで範囲選択が失われる問題。(4878)
- グリッド定義で rowEditable が true に設定されていると、主キーの警告がログに記録される問題。(5010)
- 異なる行テンプレートを持つグリッドベースのコンポーネントを破棄する際のメモリリーク (データ行、グループ行、集計行、階層行など)。(5053)
- LOD シナリオで初期データがある場合とない場合で高さ 100% の動作が異なる問題。(4809)
- 行を編集モードで開き、クリックして次の項目を検索するとエラーが返される問題。(4902)
- igxGrid が垂直方向に自動サイズ変更され、10 レコードを含む場合、最後のレコードの一部が表示されない問題。(4931)
- rowEditable が true の場合にセルを編集して同じ行のセルをクリックした後に Tab キーを押すと、子集計が消える問題。(4949)
- Excel スタイル フィルターのフィルターのクリア アイコンを変更する必要がある問題。(5001)
サンプル
Ignite UI for Angular を初めて使う、というかたはぜひこちらから
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Angular API
Ignite UI for Angular の API はこちらから