Infragistics の主な目標は、統合や使用、維持が容易なツールを提供することです。バージョン 24.1 のリリースでは、従来の WPFインストーラーから、WPF コンポーネント用の NuGet パッケージへとシームレスに移行するためのツールが提供されます。
この変更が具体的に何を意味し、なぜ重要なのかを解説します。このブログでは、このシフトの背後にある理由を説明し、その利点を詳しくご紹介します。
変更を加える理由
WPF インストーラーから NuGet パッケージへの移行は、開発体験の向上に向けた私たちのコミットメントに基づいた決定です。従来のインストーラーは長年にわたり役立ってきましたが、その一方で、効率や柔軟性を制約するいくつかの問題がありました。NuGet パッケージを採用することで、依存関係の管理が簡素化され、更新作業が効率化されるだけでなく、最新の開発プラクティスに対応できるようになります。
NuGet パッケージを使用した作業の開始
NuGet を使用すると、Visual Studio で 1 つのコマンドまたは数回のクリックだけで、プロジェクトにコンポーネントを追加できます。もうインストーラーをダウンロードして実行する必要はありません。 最新バージョンへのアップデートも同様に簡単です。NuGet がダウンロードと統合を処理し、常に最新の機能と改善にアクセスできるようにします。 NuGet パッケージとフィードの使用に関する詳細は、以下のトピックを参照してください:
WPF リソースが GitHub で利用可能に
以前はインストーラーで提供していたすべてのリソースを、専用の GitHub リポジトリに移行しました。移行されたすべてのリソースは、以下の GitHub リポジトリでご利用いただけます。
WPF サンプルとショーケースへのアクセスの効率化
さらに、WPF サンプル ブラウザーのインストーラーは廃止され、すべてのサンプルが GitHub で簡単に利用できるようになりました。この README ファイルでは、WPF サンプル ブラウザーを起動して実行する手順について説明しています。また、WPF のショーケースにもGitHubからアクセスできるようになっています。(こちらからご覧ください)
まとめ
WPF インストーラーから NuGet パッケージへの移行は、より良い開発エクスペリエンスを提供するための重要な一歩です。この移行により、依存関係の管理が簡素化され、一貫したバージョン管理が可能になるだけでなく、柔軟性が向上し、CI/CD との統合がよりスムーズになります。
当社は、この移行がスムーズに進むよう最善を尽くします。ご不明な点やサポートが必要な場合は、サポート チーム (https://account.infragistics.com/support-cases) までお気軽にお問い合わせください。
この記事の原文は以下よりご確認いただけます。 Radoslav Michev (ラドスラフ・ミルチェフ) / 2024年8月8日(木)