こんにちは！
テクニカルコンサルティングチームの古堅です。
この度、弊社では ASP.NET Core Blazor (以下 Blazor) 入門 技術トレーニングの提供を開始しました。
Blazor トレーニングの概要 (学習項目、時間割など) については、下記ページで確認できます。
本記事では、Blazor トレーニングの提供開始にあわせて、Blazor 入門技術トレーニング制作に関わった立場から、本トレーニングに関する個人的な思いや、意気込みを赤裸々にお話させていただこうかと思います。
- なぜ Blazor 入門技術トレーニングを作ったのか
- "入門" レベルとは何が出来るのか？
- トレーニングの対象者レベルは？ 目標は？
- 本トレーニングが特に効果的な方
- まとめ
- Ignite UI for Blazor トライアル版を利用するには
- 技術サポート・無料オンライン相談会をご利用ください
なぜ Blazor 入門技術トレーニングを作ったのか
シンプルに「市場ニーズの高まり」を受けてです。
昨年、弊社は Ignite UI for Blazor をリリースしました。以降、新規プロジェクト、または、デスクトップから Web への移行先に Blazor を検討している。など
非常に多くのお客様から Blazor に関するご相談を頂くようになりました。
新技術として、皆様がご期待・ご関心頂いている、と思う一方、
「新しい技術なので日本語の参考情報がまだ少なく、学習コストが多くかかりそう」
「最新のバージョンに追従できるのか不安」
「現行のシステムで出来ることが Blazor でも出来るのか分からない」
「情報が断片的でまとまった学習リソースが見つからない」
など、Blazor に対する不安な声もお聞きしました。
私達も Blazor には大きな可能性を感じていますし、昨年から Blazor に関する情報発信 も行ってきました。
特に .NET ユーザーにとっては非常に強力な Web フレームワークとなるであろう Blazor 、その導入をご支援をするために、本トレーニングの作成に至りました。
"入門" レベルとは何が出来るのか？
まずは、トレーニングでハンズオンとして作成するアプリケーションを動画 (gif) で用意したのでご覧ください。
非常にシンプルなアプリケーションですが、必要最小限の要素を詰め込んでいます。
アプリケーションの基礎となるレイアウトの構築、ルーティング (画面遷移)、バリデーション、イベント (クリック、テキスト入力) など、アプリケーションを作成する上で必要となる項目を Blazor で作成するための要素を、実践的にハンズオン形式で学ぶことができます。
学習項目
- Blazor概要
- Blazorプロジェクトの構成
- レイアウトの構築
- コンポーネント (画面、部品の作り方)
- ルーティング (画面遷移)
- イベント (クリック、入力イベントなど)
- DI（依存性注入）
- データバインディング
トレーニングの対象者レベルは？ 目標は？
対象者レベルは Blazor 未経験者です。
例えば、開発プロジェクトにおいて
・アーキテクチャを担当する Blazor 経験者のテックリードが 1 名
・業務画面を担当する Blazor 未経験のデベロッパーが 5 名
の計 6 名体制のプロジェクトがあったします (よくある体制かと思います)。
本トレーニングでは「業務画面を担当する Blazor 未経験のデベロッパー」を対象としており、学習ゴールは「Blazor 未経験のデベロッパー」が「1つの業務画面を作ることが出来る Blazor デベロッパー」になることです。
本トレーニングが特に効果的な方
効率よく学習を進めたい方
本トレーニングは、5 時間という限られた時間の中、最も重要な項目だけをピックアップして集中的に学習していきます。
そのため、本トレーニングの中で Blazor を 100% 理解するということは、お約束ができませんが、独学で 50 時間かかる学習コストを 5 時間に短縮し、70 % の理解度を目指す、のであれば、本トレーニングを通じて実現することが出来ます。
また、本トレーニングの学習項目を消化後は、質疑応答の時間も設けており、プロジェクト要件に沿ったご相談を受け付けています。
別のプラットフォームの経験がある、もしくは、別プラットフォームから Blazor へ移行する開発要件である
弊社は、様々なプラットフォームの製品を取り扱っている事もあり、それぞれご経験のあるプラットフォームとの違いや、性質に合わせてお話することもできます。
例えば、WPF の経験がある場合は、
「WPF のデータバインディングと、Blazor のデータバインディングの特性の違いについて」
などのお話も出来ますので、別のプラットフォームのスキルはあるが、Blazor に初めて挑戦する。という方にも、分かりやすくお伝えできるかと思います。
まとめ
前述した通り、限られた時間の中でお届け出来る Blazor の最重要な学習項目をピックアップしたトレーニングです。
Blazor を始める方には、濃密な 5 時間を体験して頂けると思います。
ご興味があれば、是非 こちらからお問合せください！
Ignite UI for Blazor トライアル版を利用するには
インフラジスティックスでは充実した UI コンポーネントライブラリーを収録し、データリッチでレスポンシブなWebアプリケーションをより迅速に構築することを可能にする Ignite UI を開発しており、Blazor 対応の Ignite UI for Blazor もリリースしています。
Ignite UI for Blazor はトライアル版での試用が可能です。
トライアル版を利用するためには こちらのページ よりアカウントの作成を行ってください。登録より30日間、弊社のテクニカルサポートをご利用いただくことが出来ますのでお気軽にお問い合わせください。
また、製品をご購入をご検討のお客様は こちらのページ よりお気軽にお問い合わせください。
技術サポート・無料オンライン相談会をご利用ください
インフラジスティックスのUI製品は多くの機能を備えているためドキュメントの情報量も多く、なかなかお探しの情報に辿り着けない場合もあります。そういった際はお気軽に技術サポートや、製品導入支援担当との無料オンライン相談会をご予約いただくことで検証時間を節約可能ですので、ぜひご活用ください。
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