インフラジスティックス・ジャパン株式会社Blog

インフラジスティックス・ジャパン株式会社のチームメンバーが技術トレンド、製品Tips、サポート情報からライセンス、日々の業務から感じることなど、さまざまなトピックについてお伝えするBlogです。

【2025年】App Builderを体系的に学ぶための学習ロードマップのご紹介

こんにちは、Infragistics ソリューションコンサルタントの田上です。

本記事では、App Builder をこれから導入しようとしているエンジニアの方を対象に、「どこから学び始め、どの順番で理解を深めていけばよいのか」を体系的に整理した学習ロードマップをご紹介します。

App Builder は、UI デザインからロジック構築、API 連携、コード自動生成までを一気通貫でカバーできるローコード開発ツールです。その反面、機能が非常に幅広いため、

  • どのドキュメントを最初に読むべきか分からない
  • デザインとロジック、コード生成の関係がつかみにくい
  • 点の知識はあるが、全体像として理解できていない

と感じる方も少なくありません。

そこで本記事では、App Builder 学習に必要な公式ドキュメント・動画・ブログを整理し、「全体像 → 個別トピック」へと段階的に学べる構成でまとめました。

これから App Builder を本格導入したい方、PoC から本番利用へ進みたい方は、ぜひご活用ください。

本記事のゴールと読み方

本記事のゴールは次の3点です。

  • App Builder の機能全体像を把握する
  • 導入初期に重要となる学習ポイントの優先順位を理解する
  • 詳細学習に進むための公式ドキュメント・ブログ情報に迷わず辿り着けるようになる

まずは全体をざっと読み、「今の自分のフェーズではここを重点的に学べばよい」という位置づけを掴んでから、リンク先で詳細を学ぶのがおすすめです。

Step 1:公式ヘルプドキュメントで全体像を掴む

公式ヘルプドキュメント(日本語)

体系的に学習する場合、最初に読むべき情報源は日本語の公式ヘルプドキュメントです。ここでは、App Builder の基本概念、画面構成、主要機能が網羅的に解説されています。「App Builder とは何ができるツールなのか」「どこまでローコードで、どこからコードを書くのか」といった全体像の理解を、この段階で固めましょう。

公式ヘルプドキュメント(日本語)

Step 2:UI設計の要となる Flex レイアウトを理解する

App Builder 学習において、最初の壁になりやすいのがレイアウト設計です。特に Figma 等のデザイナーツールに慣れている方ほど、

  • UI 部品を配置しても思った通りに並べることができない
  • 画面サイズを変えるとレイアウトが崩れてしまう

といった悩みに直面しがちです。その近道となるのが、Flex レイアウトの理解です。App Builder のレイアウトは CSS Flexbox をベースに設計されています。ここを理解すると、UI 設計の再現性とスピードが一気に向上します。

Flex レイアウトを理解する

レスポンシブ Fluid レイアウト

3つのレイアウトとページング

また、下記3つのレイアウトに対して、ページング機能がアップデートされました。

  • Column Layout (列レイアウト:UI部品を縦に並べることができる)
  • Row Layout (行レイアウト:UI部品を横に並べることができる)
  • Absolute Layout (絶対レイアウト:UI部品を好きなピクセル位置に自由に並べることができる)

ついに登場!App Builderの新機能「ページング」で大規模データも快適に表示!

Column Layout 上に Card, Rating, Check, Button などを配置したサンプル

Step 3:ロジック構築を体系的に理解する

UI を配置できるようになったら、次はロジック構築です。App Builder では、次の要素を組み合わせてアプリの振る舞いを定義します。このパートを理解することで、「デザイン画面」が「動くアプリケーション」へとレベルアップします。

ロジックの構築方法を理解する

ロジックの構築

Step 4:コード自動生成の仕組みを理解する

App Builder の大きな特長が、BtoBレベルの実運用可能なプロダクションコードを自動生成できる点です。React / Angular / Blazor / Web Components それぞれの構成に沿ったコードを自動生成することができます。フォルダ一式が整理された状態でコード自動生成されるため、ジュニアデベロッパーでもスムーズにコードを理解することができます。

コード自動生成を理解する

また、ご希望のフレームワークの特性を理解しましょう。既存システムとの親和性や、チームのスキル状況など様々な観点からベストなフレームワークを選択していくことがポイントです。

4つのフレームワークの特性を理解する

React コードの自動生成
Angular コードの自動生成
Blazor コードの自動生成
React コードの自動生成

Step 5:生成コードをローカルでビルドする

App Builder からコード自動生成した ZIPファイルは、ローカル環境でそのままビルド実行することができます。また、Step 7でも解説しますが、App Builder は GitHub と連携した運用を推奨しております。

デザイン To コード の流れを理解する

App Builder ハンズオン講座

ビルド実行時のトークン設定を確認する

Infragistics のプライベートフィードへアクセスする場合は、「トークン設定」を行う必要があります。各フレームワーク同様の手順で実行可能なため、ビルド手順書をダウンロードしてお確かめください。

App Builder で自動採番される「クラス名の変更テクニック」を理解する

App Builder でコード生成した際は「クラス名が自動採番」されたコードが出力されます。プロジェクト現場において、クラス名を自動採番ではなく、任意名称に定めたいというご要望は多くあり、App Builder の「アウトライン機能」を使ってクラス名を自由に変更し、CSS設計や可読性を大きく改善する実践的な方法を解説しています。

Step 6:GitHub と連携してイテレーション開発を実現する

App Builder の特性として、コード自動生成後にカスタマイズを加えたコードを、再び App Builder へ再インポートすることはできない仕様になっていますが、GitHub のブランチ運用(main / dev / feature)を活用すれば、デザイン変更や二次開発でも継続的なイテレーション開発が可能になります。

GitHub と連携してイテレーション開発を実現する

Step 7:App Builder AI を理解して活用する

最近注目されているのが、新機能であるApp Builder AI です。App Builderでは、AIプロンプトに文字を入力するだけで、3つの自動生成(①ビュー生成、②画像データ生成、③データソース生成)を備えており、開発スピードを大きく向上することができます。

AIと対話しながら、チャットボットアプリのUIデザインを自動生成する

https://filetransfer.infragistics.com/index.php/s/ARibb5Ew4cG7m5w/download?path=&files=

ついに登場!AIと対話しながらUIデザインを自動生成できる App Builder AI 活用術!

AIと対話しながらUIデザインを自動生成できる App Builder AI 活用術

AI 機能

AIで法人向けWebアプリを5分で自動生成

画面構成や UI を AI によって機械的に自動生成し、そこから人間が調整することで、初期設計のスピードが飛躍的に向上します。AIの使い方次第で、大きな競争優位性を得ることができます。

Step 8:その他の情報収集方法について

App Builder 公式 YouTube 動画コンテンツ(日本語化)

文章だけでは理解しにくい操作感や画面遷移は、YouTube の公式動画が有効です。YouTube の自動翻訳機能を使って日本語字幕で視聴可能です。(設定 → 字幕 → 英語(自動生成)→ 自動翻訳 → 日本語)実際の操作を見ながら学ぶことで、理解スピードが大きく向上します。

ナレッジ検索を使いこなす

インフラジスティックス製品の技術情報を検索する場合に、4分類のメディア(①ヘルプドキュメント、②サンプル、③ブログ、④ナレッジベース)が存在します。以下のナレッジ検索方法で4つのメディア全てをを横ぐしで一括検索することができます。

Step 9:読み物

経営者・マネージャー向け

開発者向け

まとめ

App Builder は非常に多機能ですが、体系的に学ぶことで、操作方法をマスターしていくことができます。本記事が、皆さまの App Builder 導入・学習の“地図”となれば幸いです。まずは無料トライアルで実際に触りながら、本記事のリンクを1つずつ確認してみてください。

ぜひ、App Builder を活用してデザインからコード自動生成する世界を体験してみてください。すべてを体験するには、App Builder 無料トライアル にアクセスして最新バージョンを入手してください。

  • 「こんなことは実現できるの?」
  • 「どうやって実装すれば良いの?」

といった開発上の疑問にソリューションコンサルタントが直接お答えします。

ぜひ japansalesgroup@infragistics.com まで、お気軽にお問合せください。ご意見ご要望を心よりお待ちしています。

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