インフラジスティックス・ジャパン株式会社Blog

インフラジスティックス・ジャパン株式会社のチームメンバーが技術トレンド、製品Tips、サポート情報からライセンス、日々の業務から感じることなど、さまざまなトピックについてお伝えするBlogです。

Windows Forms、WPF によるシステム開発で Azure DevOps を使う方法

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最近、弊社お客様からお問い合わせが増えてきました、「Windows Forms、WPF によるシステム開発にて、弊社製品を利用して Azure DevOps を使う方法」をご紹介します。

通常の Windows Forms、WPF によるシステム開発においては、Azure Pipelines の Microsoft-hosted agent (Microsoft によってホストされるエージェント) という仮想マシンでビルドを行うことができます。

docs.microsoft.com

しかし、弊社製品を含んだアプリケーションをビルド実行すると、ビルドエラーが発生します。

その理由は、Microsoft-hosted agent にインストールされている Visual Studio、.NET Framework 等をカスタマイズすることはできず、弊社製品がインストールされていないためです。

そこで、弊社製品を含めたシステム開発を行う場合は、Azure Pipelines の Self-Hosted Windows agent (セルフホステッド Windows エージェント) を利用すればビルドを行うことができます。 ※ローカル環境として用意した実機(実PC)、もしくは仮想マシンに弊社製品をインストールしてビルド環境とする方式。

docs.microsoft.com

まだトライされていない方も是非お試し頂けると幸いです。