こんにちは、インフラジスティックス・ジャパンです。
昨年末にリリースされた、Ignite UI 2022年12月リリースは、数は少ないですが、大きな価値があります。今回は、そのリリース内容についてご紹介させていただきます。
主な追加機能は以下の内容です。
- Ignite UI for Blazor の Pivot Grid
- Ignite UI for WebComponents の Pivot Grid
- Ignite UI for WebComponents の ComboBox
- Ignite UI for WebComponents の Stepper
- Ignite UI for Angular の Angular 15.0 対応
- Ignite UI for Angular における Grid Summaries の Excel Export 対応
- App Builder の Figma UI Kit & Figma plugin 対応
- App Builder の 機能追加
この記事はインフラジスティックス本社により作成された英文記事の翻訳により作成されました。
原文は以下よりご確認いただけます。
www.infragistics.com
- Blazor と Web Components の Pivot Grid について
- Ignite UI for WebComponents の ComboBox
- Ignite UI for WebComponents の Stepper
- Ignite UI for Angular における Grid Summaries の Excel Export 対応
- 今後の開発予定について
- 最後に
Blazor と Web Components の Pivot Grid について
Blazor と Web Components の Pivot Grid は、データをピボットテーブルで表示し、提供されたデータセットに対して複雑な分析を行うことを支援します。
Pivot Grid を使用すると、多次元のピボットテーブル構造でデータを構成し、表示できます。行と列は個別のデータ・グループを表し、データ・セル値は集計値を表示します。これにより、単純なフラットデータを基にした複雑なデータ分析が可能になります。Pivot Grid は、さまざまな次元や値を簡単に設定できるほか、フィルタリングやソートなど、ピボットテーブルに対する追加のデータ操作も可能な、機能豊富なコンポーネントです。
Pivot Grid は以下の製品で利用可能です。
Ignite UI for WebComponents の ComboBox
Ignite UI for Web Components の ComboBox は、提供されたリスト内の異なる定義済みオプションを簡単に選択、フィルタリング、グループ化できる軽量エディタです。ComboBox キーボードナビゲーション、アイテム、ヘッダー、フッターの表示方法をカスタマイズするためのテンプレートなどのオプションもサポートしています。
Ignite UI for Web Components の ComboBox は、ユーザーが選択できるオプションのリストを提供します。つまり、ComboBox は同時に数千のレコードを表示することができ、そこから1つまたは複数のオプションを選択できます。さらに、このコンポーネントは、大文字と小文字を区別したフィルタリング、グループ化、複雑なデータバインディングなどの機能を備えています。
ComboBox コンポーネントは、以下の製品で利用可能です。
- Ignite UI for Angular
- Ignite UI for Blazor (2023年第1四半期のリリース予定)
- Ignite UI for Web Components
- App Builder
Ignite UI for WebComponents の Stepper
Ignite UI for Web Components の Stepper は、ウィザードのようなワークフローを提供し、番号付きのステップで処理の進行状況を管理できます。開発者は、長いコンテンツをいくつかのステップに分割することができ、エンドユーザーが一連の処理全体をより簡単に操作できるようにします。Ignite UI for Web Components の Stepperは、縦または横のラインとして表示されます。Stepper はステップの検証、スタイル設定、オリエンテーション、キーボードナビゲーションなど、複数の機能を備えています。
Stepper コンポーネントは、以下の製品で利用可能です。
- Ignite UI for Angular
- Ignite UI for Blazor (2023年第1四半期のリリース予定)
- Ignite UI for Web Components
- App Builder (2023年第1四半期のリリース予定)
Ignite UI for Angular における Grid Summaries の Excel Export 対応
IgxExcelExporterServiceは、すべての列タイプのデフォルトサマリを同等のExcel関数としてエクスポートするので、Sheetの明細の値が変更されても正しく動作します。この機能は、データグリッド、ツリーグリッド、階層型グリッド、およびピボットグリッドでサポートされています。
今後の開発予定について
2023年、私たちはIgnite UIの新しい機能やコンポーネントを開発し、既存の機能を強化し続けます。2023年第1四半期にIgnite UIで何が期待できるのか、お伝えさせていただきます。
App Builder
- ネストされた連続データのデータバインディングサポート
- シンプルな ComboBox コンポーネント
- Stepper コンポーネント
- Data Grid, Tree Grid と Pivot Grid - CRUD サービス及び Grid Column のテンプレート機能
Ignite UI for Blazor
- ComboBox コンポーネント
- シンプルな ComboBox コンポーネント
- Stepper コンポーネント
- Data Grid, Tree Grid と Pivot Grid - フィルタリング API の改善と batch 編集機能
Ignite UI for Web Components
- シンプルな ComboBox コンポーネント
- Data Grid, Tree Grid と Pivot Grid - フィルタリング API の改善と batch 編集機能
最後に
これらがIgnite UI の12月のアップデートで得られる新機能とコンポーネントです。より詳細な情報が必要な場合は、ぜひ無料オンライン相談会をご利用ください。
技術サポート・無料オンライン相談会をご利用ください
インフラジスティックスのUI製品は多くの機能を備えているためドキュメントの情報量も多く、なかなかお探しの情報にたどり着けない場合もあります。そういった際はお気軽に技術サポートや、製品導入支援担当との無料オンライン相談会をご予約いただくことで検証時間を節約可能ですので、ぜひご活用ください。
技術サポートへの問い合わせ方法を確認する
無料オンライン相談会を予約する