こんにちは、インフラジスティックス・ジャパン ソリューションコンサルタントの田上です。
今回のテーマは、Infragistics製品の「配布ライセンスが不要」という大きな魅力にフォーカスしてお届けします。
多くの開発者やプロジェクトマネージャーの方々が、「アプリを配布した先でも従量課金のように費用が膨らんでしまうのではないか?」といった悩みを抱えている中、Infragisticsの配布ライセンスが不要なライセンス体系は、まさに開発現場の味方です。
この記事では、以下の3つの代表的なユースケースを通じて、その魅力を余すことなくご紹介します。
- ユースケース①:ライセンス費用増加を抑えてくれる「配布フリー」
- ユースケース②:全国拠点へのオンプレアプリ配布でも「ライセンス管理ゼロ」
- ユースケース③:アジャイル開発での迅速な検証・フィードバックを加速
- 他社製品との違い:配布ライセンスの壁
- Infragistics製品のオールインワンの魅力
- まとめ:配布ライセンス不要がもたらす“真の自由”
- お問い合わせ・詳細情報
ユースケース①:ライセンス費用増加を抑えてくれる「配布フリー」
シナリオ
あなたはB2B向けにSaaSアプリを提供しているソフトウェア企業の開発マネージャーです。サービスが軌道に乗り、数社だった顧客が数十社に拡大しました。さらにAI連携やBI機能も加えてアップセルを狙いたいと考えています。
…そんな時に気になるのが、顧客数の増加=ライセンス費用増加という構図です。
他社のUIライブラリでは、顧客ごとのインスタンス数やAPIコール、サーバー配布数などに応じて「配布ライセンス」費用が発生。新規提案のたびにライセンス計算に時間を取られ、見積もりが複雑化。営業チームからも「費用感が不明瞭で提案しづらい」と不満の声が上がっていました。
Infragisticsなら
Infragisticsでは、開発者数分のライセンスを保有していれば、顧客数・配布先の制限なしに利用可能です。
- 顧客が1社から100社になってもライセンスの買い足しは不要
- テナントごとにアプリケーションを個別構築しても追加費用なし
- ステージング・本番環境の複製でもライセンス不要
✅ ポイント:つまり、貴社のビジネス成長にライセンスがブレーキをかけることはありません。
ユースケース②:全国拠点へのオンプレアプリ配布でも「ライセンス管理ゼロ」
シナリオ
あなたは大手製造業のSIプロジェクトを推進しています。現場の作業効率を上げるために、各工場にWPFベースの工程管理アプリを導入予定です。全国に点在する20拠点すべてにローカルデプロイが必要で、各拠点には10台以上の端末が配置されていることが分かっています。
他社のUIコンポーネントでは、配布先のPC台数×ライセンス費用が課せられ、初期導入時に数百万円単位の追加コストが発生しました。しかも、現場増設のたびにライセンス申請と契約変更が必要という、事務的な負荷が現場を悩ませていたと仮定しましょう。
Infragisticsなら
Infragisticsなら、何台の端末にデプロイしても追加費用は一切不要です。
- PC配布数、拠点数の制限なし
- 開発者ライセンスのみで本番展開が可能
- ランタイムライセンス管理不要でIT統制の負荷も軽減
✅ ポイント:法務・契約稟議の手間も大幅にカット。現場のスピードに合わせてアプリを拡張・展開できる柔軟性が手に入ります。
ユースケース③:アジャイル開発での迅速な検証・フィードバックを加速
シナリオ
あなたはスタートアップ企業で新規サービスのプロトタイプを高速に回す必要があるチームを推進しています。UI検証を目的に、毎週のようにステークホルダーにビルド版を共有していました。複数のバージョンが同時並行で動く状態が続いています。
しかし、他社のUIライブラリでは、「配布ライセンスの範囲外の利用」に該当すると見なされるケースも多く、検証用の一時配布にまで、追加のライセンス料金が発生してしまいました。
Infragisticsなら
Infragisticsでは、テスト・プロトタイプ配布に追加費用は一切不要です。
- チーム内の確認用に何回でもビルド・共有可能
- バージョン違いの並行検証にもライセンス費用は発生しない
- 顧客へのレビュー用の臨時共有にも対応
✅ ポイント:この自由度の高さが、アジャイル・スクラム開発におけるスピード感ある意思決定を実現します。
他社製品との違い:配布ライセンスの壁
配布ライセンスが必要な代表例として「とあるA社」のライセンス体系と、Infragisticsとの違いをわかりやすく表で比較してみましょう。
ライセンス体系の比較表
項目 | A社 | Infragistics社 |
---|---|---|
開発者ライセンス | ◎(必要) | ◎(必要) |
ランタイム配布ライセンス | ×(必要) | ◎(不要) |
サーバー配布時の課金 | ×(CPUコア単位) | ◎(不要) |
テスト利用時のライセンス | ×(別途必要) | ◎(不要) |
拠点・端末・ユーザー数の制限 | ×(あり) | ◎(なし) |
バージョン違いの並行配布 | △(制限あり) | ◎(自由) |
ライセンス体系の分かりやすさ | ×(複雑) | ◎(シンプル) |
保守契約の継続条件 | ×(更新必須) | ◎(任意) |
✅ ポイント:プロジェクトが拡大するほど、Infragisticsのコストパフォーマンスと運用自由度のメリットを実感できます。
Infragistics製品のオールインワンの魅力
さらに、Infragisticsは「オールインワンパッケージ」で提供しており、以下のような開発スタックを幅広くカバーしています。
- Webアプリ開発:Angular / React / Blazor / Web Components / ASP.NET / jQuery
- デスクトップアプリ開発:WPF / WinForms
- データ可視化:高機能チャート、高機能グリッド
- ローコード開発支援:App Builder(デザイナー向けUI設計&コード生成)
✅ ポイント:これにより、開発の初期設計〜実装〜運用まで、Infragisticsだけですべてが完結します。
まとめ:配布ライセンス不要がもたらす“真の自由”
配布ライセンスが不要であることは、「コスト削減」だけにとどまらず、業務スピード・柔軟性・経営判断のしやすさにも直結します。
- ✅ 営業提案がしやすくなる(価格体系が明快)
- ✅ 社内調整の工数削減(稟議・契約がシンプル)
- ✅ アジャイル・アーキテクチャに最適(検証や拡張が自在)
- ✅ ユーザー数・拠点数の拡大に柔軟に対応
✅ 結論:開発者数分のライセンスさえあれば、アプリの配布・スケーリング・運用は無制限です。この“開発者ファースト”のライセンス体系こそが、Infragisticsの最大の強みです。
お問い合わせ・詳細情報
もし今、配布ライセンスの管理や費用に悩んでいる方がいらっしゃれば、一度Infragisticsの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
- 「こんなことは実現できるの?」
- 「どうやって実装すれば良いの?」
といった開発上の疑問にソリューションコンサルタントが直接お答えします。
ぜひ japansalesgroup@infragistics.com まで、お気軽にお問合せください。ご意見ご要望を心よりお待ちしています。
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※記事内で紹介した内容は、2025年6月現在の情報に基づきます。ライセンス条件等は予告なく変更される可能性があります。