あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。今年の正月は比較的長いお休みとなりましたが、皆様はいかがでしたでしょうか? 1年の計は元旦にありと言いますが、何か新しいことを考える、始めるにはまとまった時間が必要なのかもしれません。
インフラジスティックス・ジャパンは1月から新しい期が始まります。
今回は、編集後記に代えて弊社代表取締役から皆様に2019年のご挨拶を行わせていただきます。
年頭のご挨拶 – 東 賢 –
新年あけましておめでとうございます。旧年中は皆様に大変お世話になりました。本年も何卒よろしくお願いいたします。2018年におけるユーザーインターフェイステクノロジーのトレンドに関する考えは、昨年最後のNews Letterで書かせていただきましたので、今回はもう少し大きな視点で考えを書いていきます。
昨年は、Microsoft/Amazon/Google/Salesforce.comといったクラウドプラットフォーマー、それに追随するLINEやCybozuなどのサービサー含め、クラウド一色での展開だったかと思います。そこで実際に稼働するAIサービスなども活発な領域でした。一方、プラットフォーマー含めそのクラウドを実際に利用するアプリケーションテクノロジーに関して言えば、自社で積極的に推進するというよりもオープンソースを支援するというような立場で、優先度は低くなっていたのではないかと思います。
ようやくクラウドが当たり前の選択肢になった結果として、オペレーションのコストを含めた最適化がされていくことは大変重要なことだと思いますが、現状ではアプリケーションのバックエンドが単純にクラウドになっただけで、アプリケーションそのもの、あるいはその顔となるユーザーインターフェイスは従前どおりであるというエンタープライズアプリケーションが少なくありません。一方、クラウドネイティブともいえるサービサーが、コンシューマー領域での開発の常識をもってエンタープライズ領域に進出してきており、既存ISVの皆様にとっての脅威ともなっているようです。
おそらく2019年においては、エンタープライズアプリケーションの本格的なウェブアプリケーションへの移行を含めたライフサイクルの見直しが起こるのではないかと考えております。これは、OSやブラウザのライフサイクル、あるいはその考え方の変化によるものです。そのような状況の中で、開発者を採用することそのものが非常に難しい状態にもなってきています。頭数に頼らないそれぞれの企業に適した開発体制の確立が、大きな課題になってくると思われます。
このような状況の中で、急速にコモディティ化しつつあるクラウドバックエンドが当たり前のものになってくると、最終的に差別化するべきはアプリケーションの機能そのもの、あるいはその使い勝手であり、ユーザーインターフェイスの作られ方であると考えています。インフラジスティックスが皆様をお手伝いできるのはまさにこの領域です。選択するべきクライアントテクノロジーに関するご相談、ユーザーインターフェイスのコンポーネントによる刷新のご相談、新たなフレームワーク導入にあたってのコンサルテーションのご相談、開発体制刷新のご相談など、ぜひお気軽にお問い合わせください。
私たちインフラジスティックスも、皆様のご期待にこたえられるようなプロフェッショナルの集団でいるために、しっかり日々努力をしていきたいと考えております。
2019年も何卒よろしくお願いいたします!
Blog移行のご案内
これまでさまざまな情報をお届けしてきました弊社Blogですが、2019年1月2日より新しいBlogへと移行しました。本年はこれまで以上に皆様にご活用いただける情報をインフラジスティックス・ジャパンのチームメンバー全員でお届けいたします。
過去に運用いたしておりましたBlogにつきましてはアーカイブとして下記にて公開中です。こちらも併せてご覧ください。
サービス リリース情報
12月21日に最新サービスリリースが提供開始されました。詳細につきましては下記をご覧ください。
- ASP.NET – 2018 年 12 月 サービス リリース
- Ignite UI for JavaScript – 2018 年 12 月 サービス リリース
- Windows Forms – 2018 年 12 月 サービス リリース
- WPF – 2018 年 12 月 サービス リリース
あらためまして、本年もよろしくお願いいたします!
インフラジスティックス・ジャパン株式会社 社員一同