おまたせしました!Web、モバイル、デスクトップ全てに対応するInfragistics Ultimate 2018 Vol.2を本日リリースしました!
今回のリリースでは、主にAngularに対応する高速グリッド、チャートの機能強化、Microsoft Excelエクスペリエンスの機能向上、Indigo.Designにおけるデザインフローの改善が含まれています。このエントリではそれぞれについてご紹介します。
- Angular対応高速グリッド、チャートの機能強化
Ignite UI for Angularはマテリアルデザインをサポートし、データグリッドやチャートをはじめとした軽量かつ、高パフォーマンスな50種類以上のAngularコンポーネントを含んでいます。このツールセットは、特に日本のユーザーからリクエストが多かった大量データやリアルタイムデータの表示や更新に対応し、ミッションクリティカルなアプリケーションで性能を発揮できるように設計されています。
今回、データグリッドにグループ化や複数列ヘッダー、列移動、列フィルタリング機能の拡張、セルの条件付き書式機能など、幅広い業務要件を満たす機能を強化したほか、Angular Material 6で提供開始された、タイポグラフィやスタイルのサポートを実現しました。
複数列ヘッダー
セルの条件付き書式
加えて、チャートタイプの追加や、十字線、強調表示、注釈機能など、チャートの強化を行いました。
チャートのインタラクティブ機能
ぜひ、サンプルをご覧ください。
- Microsoft Excelエクスペリエンスの機能向上
弊社は、Microsoft Excelが持つ体験を再現できるExcelライブラリとスプレッドシートコントロールをAngular、JavaScript、WPF、Windows Forms向けに提供しています。Microsoft Excelに依存しないため、別途ソフトウエアをインストールする必要がなく、300種類以上の数式をサポートし、既存Excelファイルの読み込み、保存、新規ファイル作成機能をアプリケーションに組み込むことができます。
今回のリリースでは、これらの機能に加え、ExcelライブラリでExcelチャートオブジェクトやスパークラインの追加が可能になりました。
Excelチャートオブジェクト
スパークライン
また、スプレッドシートコントロールでは、並び替えダイアログや、トップテンフィルター、セルの書式ダイアログなど、Microsoft Excelが提供するUIや体験の再現度を向上させました。
並び替えダイアログ
セルの書式設定ダイアログ
- Indigo.Designにおけるデザイン・デベロップメントプロセスの改善
Indigo.DesignはUIデザインからアプリケーションコードを生成できるアプリケーションデザインプラットフォームです。このプラットフォームでは、UIキットやコードジェネレーターをデザイナー、デベロッパーにとって親しみのあるSketch、Visual Studio Code、それぞれのツールに対応するプラグインとして提供すると共に、プロトタイプの作成、ユーザビリティテストを実施できるIndigo.Cloudへのアクセスを提供します。これらの各種プラグイン、サービスを用いて、UIデザイン、プロトタイピング、Angularコードの自動生成を実現できます。
今回、新たにSketch Syncプラグインを提供し、デザイナーが、Sketch上から直接UIデザインをクラウド上のIndigo.Design Cloudに追加、更新できるようになりました。
Sketch Syncプラグイン
また、Indigo.Design Cloudにアップロードしたデザインを、複数ユーザーでの編集機能、デザインのバージョニングなど、さまざまなチーム開発支援機能を追加し、全体のデザイン・デベロップメントプロセスを改善しました。
今回ご紹介させていただいた機能を含め、2018 Vol.2の新機能をご紹介するオンラインセミナーを2018年11月28日に開催します。
また、引き続き最上位エディションが20%お得なキャンペーンを12月末まで実施中です。キャンペーン期間が残り少なくなってきましたので、この機会にぜひ、ご検討ください!