Ken Azuma

インフラジスティックス・ジャパンにて、UXサービスを担当しています。
Build 2013 day 1-1 – Windows 8.1 -

本日より、現在参加中の Build 2013 のレポートをお届けしていきます。既にLiveStreamingやレコーディングを通じて情報を得ている方も多いかと思いますが、私が現地で感じたところなどを交えて書いてまいります。レコーディングを見るときに少し参考になればと思いながら書いております。また、一部の画像は既に英語でアップされている同僚のBLOGを借りております。Thanks David!

早朝に到着した私たちに影響はなかったものの、到着時点では濃霧が出て、以後のほとんどの飛行機が遅れるような天気になっておりました。少し心配はしていたものの、初日は晴天に恵まれ参加者が続々と到着、かなり早い段階でキーノート待ちの長蛇の列ができておりました。聞き間違えでなければ6,000人が直接参加しているようですので、当たり前なのかもしれませんね。


<キーノート待ちの長蛇の列。>

キーノート最初のスピーカーがいったい誰になるのだろうか?と参加者の間で話をしていたのですが、会場を一気に盛り上げるのはやはりスティーブ・バルマーでした。恐らく前半でかなり使っていた単語があるとすれば「Rapid」と「Touch」でしょう。「Rapid」については、前回の10月末の Build 2012 から時間をおかずに Build 2013 を開催していることにも触れ、リリース/開発サイクルの歩調が大変に早まっていることを強調しました。前回がWindows 8 リリース直後でしたので、今回 Windows 8.1 までの間がまだ Preview とはいえ非常に速かったと感じます。メジャーOSのサイクルがリリースベースで1年というスパンになっていることは、業界全体ですべての側面で速度が速くなっていることの表れだと思います。


<まくしたてるスティーブ。>

もちろん、まず伝える重要なことは Windows 8.1 Preview のダウンロードが始まることです。参加者にはその後USBメモリでも渡されましたが、Windows RTでは2GB程度のサイズでした。かなり細かい改良が施されており、ユーザーインターフェイスの変化に関しては集中して別途お届けしたいと思っております。

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<Windows 8.1 Preview>

その後きわめてあっさりと参加者全員に Acer Iconia W3-810 が配布されることが伝えられ、あまりに急な感じに会場が大きくどよめく間もないまま Windows デバイスがどのように変わってきているかについて話がありました。

このパートでは「Touch」を連呼し、小型タブレットの登場、ノートPCやオールインワンモデルでのタッチサポート(タッチがサポートがあっても低価格であることを強調していました。$499のノートPCといったモデルもあるようです。)、ドッキングタイプのノートPCでありタブレットでもある 2-in-1 デバイスなどについて紹介していきました。

次に、 Flipboard や Facebook 、 NFL Fantasy Football などの人気のあるサービスでのアプリ対応が発表されました。初日の段階では実際のアプリの画面などは出てきていませんが、特に Facebook アプリは気になるところですね。デモマシンには既にインストールされていたようなので、2日目以後出てくるのではないでしょうか。

続いて、デスクトップと Modern UI との融合といったトピックの展開がありました。終了後に様々な他の参加者とともに話しをしていたのですが、スタートボタンの復活やデスクトップへのブートも含め、これまで新しい UI 環境に対する後方互換環境のように語られることもあった「デスクトップの扱いが明らかに浮上している」ことと、「Metro 改名騒動は完全に Modern UI で決着した」という2点です。デスクトップアプリケーションが今後どのような扱いになっていくのかについてははっきりとしたメッセージがまだありませんでしたが、少なくとも現時点では、すべてのシナリオを Modern UI で解決できるわけでないということをマイクロソフト自身が再度確認したのではないかと思います。

8.1よりサーチに統合された Bing による検索についても紹介されました。OSワイド/アプリワイドに検索をできるだけではなく、 Bing からの検索結果も統合して見せることができるようになります。XBOX Music との連携もするようですので、日本でのサービス展開が気になるところです。

その後、Windows 部門トップの Julie Larson-Green が登壇し、800以上のアップデートを含むといわれる 8.1 の紹介に移ります。ポートレート対応に関する強化、オンスクリーンキーボードでのジェスチャーサポート( UI の回で詳しくカバーします)、Outlook for RT、フリックアップすることで現れる「すべてのアプリ」、キッチンで使うようなアプリ(手を使えない状況を想定)で利用するカメラを使ったジェスチャー認識、マルチウィンドウ/マルチスクリーン(ここも UI の回でカバーします)などがハイペースで初回されていきました。


<Outlook for RT ではMLをまとめて管理する機能などが紹介された


<上方向にフリックするとあらわれる「すべてのアプリ」メニュー>


<レシピアプリだが、画面右上に ”Hands-free” の文字が見え、実際にカメラだけでジェスチャーで動いていた。>

Julie が再度登場した際には、Acer Iconia に加えて Surface Pro も参加者に提供されることが発表されましたが、これもなぜかとてもさらっとした発表の仕方です。既に配布も始まっていますので他に何かがあるという訳ではありませんが、もっと盛り上げてもよかったんじゃないか、とか思いました。昨年の Surface RT の方が盛り上がっていたかもしれませんね。ただ、W3 も Surface Pro も RT ではないフルサイズの Windows 8.1 マシンです。実際の開発含め、デスクトップアプリの復権のタイミングというところなのでしょうか。

デモマシンにインストールされていた多くのアプリがまだ紹介されておらず、パートナーからの発表もまだ全くないことから、明日なにかデモがあるのかが気になるところです。なぜか複数のマシンに Adobe の Edge ツール群がインストールされていたのがとても気になりますが。。。あとは Windows Phone に関してほとんど触れられていないこと、 XBOX-One に関してなにかこのタイミングで発表はあるのかなどが気になるところです。明日以後のキーノートやセッションに期待したいところです。

このあと、Antoine Leblond につながれ、Visual Studio 2013 の詳細などよりデベロッパー向けの情報、それに続いて公開 API を含む Bing コントロールに関する情報などが Bing を担当する CVP の Gurdeep Singh Pall から紹介されたほか、新たなゲーム開発環境のプロジェクト?であるProject Sparkなどが紹介されました。

初日からものすごい情報量で、一回のポストではとてもカバーしきれません。その後受講しているセッションからの情報も含め:

1-2 Visual Studio 2013編
1-3 Bing 編
1-4 UI 編
x-1 その他もろもろ編(Project Spark含む)

2日目は Azure が中心になるはずなので、2日目のカバーを少しやってから、1日目を重点的に上記のように書いていこうと思います。(宣言しておけば書いていけるはず!)

Posted: 27 Jun 2013, 19:50

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