Daizen Ikehara

インフラジスティックス・ジャパン株式会社の元デベロッパー エバンジェリスト、現製品担当の Blog
Infragistics Developer Tools 2014 Volume1 – WPF, Silverlight その 1

今回からしばらく Infragistics WPF、Infragistics Silverlight の 2014 Volume 1 における機能拡張をご紹介します。

参考元の記事: Brian Lagunas - What’s New in Infragistics WPF and Silverlight 14.1

この 2014 Volume 1 リリースではたくさんの機能の拡張が行われ、新コントロールのプレビュー版や MVVM サポートの拡充、更にはスタイリング サポートなどが追加されています。

そして、他のプラットフォーム同様に一貫して我々は下記の点について改善を図っています。

  1. タッチ対応、Office ライクな アプリケーションの実現
  2. ブランディング & スタイリング サポートの拡充
  3. 開発生産性の向上

タッチ対応、Office ライクな アプリケーションの実現

通常、CTP (Community Technology Preview) 版のコントロールはエントリの最後でご紹介していますが、今回のコントロールは非常に有用なため、最初のトピックとしました。CTP とは開発初期段階にあるビルドを提供することで、我々が今後製品化を行うための有益なフィードバックを集めることを目的としています。この後に紹介するコントロールについて機能的なご要望が出てきた際には Product Ideas でご登録いただけます。もちろん、日本語でのリクエストにも対応していますのでご活用ください!

xamDiagram – CTP

xamDiagram は Microsoft Visio の機能を実現したコントロールです。この WPF xamDiagram コントロールを利用することで、フローチャートや組織図、クラス図などのデザイン、編集機能をユーザーに提供する。

xamDiagram - activity diagram

この CTP 版には Circle, Square, Rhombus, and Triangle などの主要なシェープを 10 種類用意しています。もちろん、このシェープは今後追加され、それぞれを接続することが可能となります。この接続線についても 28 種類の始端と終端が存在し、7 種類の線種が用意されています。

また、定義されているシェープだけではなく、カスタム シェープを利用することができるため、「オブジェクトを配置し、接続する」という要件にマッチする様々な図表を実現することができます。

xamDiagram - LinqToSql Object Model

更に xamDiagram のキャンバスは上記の図のようにナビゲーション ウィンドウを表示させたり、マウス ホイールでのズームイン/ズームアウトをサポートしており、MVVM のサポートも念頭において開発を行っています。その他、コピー、ペースト、切り取り、削除、編集、元に戻す、やり直し、全て選択などのコマンド群も用意されているので、このコントロールを使ったデザイン画面を作成しやすくなっています。

最後に我々のモットーである、パフォーマンス第一主義に基づき、CTP の段階においても最速のダイアグラム コントロールを目指しています。ぜひ、お試しください。

xamSpreadsheet – CTP

先ほどの Visio ライクなコントロールに続き、CTP 第 2 弾としてご紹介するのは Microsoft Excel ライクなスプレッドシート コントロールです。我々は様々なプラットフォームで「データ グリッド」を提供していますが、多くのお客様より「Excel の挙動を実現するには?」というお問い合わせをいただきます。グリッドには Excel ライクな機能を多く実装していますが、この 2 つの UI パターンは必要とされた背景や機能に大きな隔たりがあるため、開発者に多くのコーディングを強いるものでした。また、それだけの労力をかけたにも関わらず、再現性の問題点からグリッドを利用しないという結果も少なからず生まれていました。そこで、我々は「Excel を再現する」コントロールの開発に着手しました。

xamSpreadsheet

この xamSpreadSheet コントロールは我々が長年提供してきた Excel ライブラリーの上に成り立っています。これの意味すぐことは、RTM 版においてこのコントロールを利用することで、Excel ドキュメントの作成、ロード、編集、保存をシームレスに行えるという点です。今までのグリッドでの運用は一旦ドキュメントのデータを DataTable や他のデータ ストア クラスに落とし込み、データバインドを行っていました。xamSpreadSheet では、Excel ドキュメントそのものを「そのまま」コントロール上に再現することができるようになるのです。

残念ながら 2014 Volume 1 のリリース段階では開発初期段階ということもあり、機能はあまり多くはありませんが、セルの結合や背景イメージの設定、セルのフォーマットなどを再現できます。

現在のターゲットは 2014 Volume 2 のリリースですが、この大きな可能性を持つコントロールをぜひお試しいただき、Product Ideas にも様々なご意見をお寄せください!

xamRadialMenu

Ignite UI や Windows Forms でも提供しているラジアルメニューを WPF および Silverlight にも正式版として提供します。タッチを念頭においただけではなく、マウスやキーボードの入力にも対応している UI パターンをご活用ください。

xamRadialMenu

このコントロールでは項目数や回転角度、大きさなどの設定やラジオ の他にタッチ サポート、マウス & キーボード サポート、MVVM サポートなどが含まれており、タッチ ベースのアプリケーションにおいてユーザー 体験を向上させることになるでしょう。

 

さて、今回ご紹介したコントロールは WPF、Silverlight 共に共通のインストーラーが用意されています。下記よりダウンロードをお願いします。(サイトへの登録が必要となります。)

Platform(Web)インストーラーをダウンロード フルインストーラーをダウンロード

2014 Volume1 関連エントリ:

Windows Forms

Ignite UI

Comments

Daizen Ikehara said:

今回も Infragistics WPF 、 Infragistics Silverlight の 2014 Volume 1 における機能拡張をご紹介します。 参考元の記事:  Brian

# May 7, 2014 9:44 PM
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